アトス

アガトゥス・レジーナ・イル・センゼブルグ

種族 人族
地位 センゼブルグ王国第3王子 王位継承権第2位 
色彩 黒髪 青緑目
年齢 20代半ば

家族構成 父母兄姉兄妹


  • 生い立ち
センゼブルグ王国第3王子として生まれる。家族の愛情に包まれて育つ。
活発で明るく素直な性格だったが、幼少期に呪われたことが原因で体を壊してからは屈折する。

生まれつき魔力が規格外に高くそれに加えて「魔に魅入られやすい」体質であったため、度々憑依されたりしていた。
「魔に魅入られやすい」というのは霊的なモノが憑依しやすいということで、魔力が上質だということが大きな要因だが加えて精神的な部分の壁が薄い、ということ。
本人も周りも気をつけていたが、ある日決定的な事件がおきる。

「不幸な偶然」-冒険者が討伐していた強力な古の蛇霊が逃亡、偶然町にお忍びで遊びに出ていたアトスに憑依してしまう。
霊は魂を食らい憑依した相手の肉体を元に受肉しようとする(受肉すると存在が強固になる)そうなれば憑依された者は死ぬ。
冒険者が慌てて除霊を試みるが、「普通」の腕前ではどうにもならず城に戻るころには除霊は不可能な状態になっていた。
苦肉の策としてアトスの体に直接魔術式を刻み、常時抑えるための魔術を発動させ続けることに。
通常魔術式とは魔力を含む「魔石」などいわゆる電池とともに無機物に刻むものである。電池が切れたら自然と魔術も停止する。
しかし生物の場合、電池=魔力が底をついても自動で生命力を削り魔力を生み出してしまうため魔術式を消さない限り死ぬことになる。

魔術式によって自動で魔術が発動し続けている=常に魔力を消費している=常に魔力が生成?されている。

生まれ持った莫大な魔力が可能にした「禁じ手」であった。
体にかかる負担は相当なもので、以前と同じような生活は不可能。
武術や魔術の稽古どころか自由に走り回ることさえ難しくなり、伏せることが多いため座学も満足に治められなかった。
(座学はできるときにコツコツ勉強していたら楽しくなって今もいろいろ勉強してる)
このとき25歳まで生きられればよいだろうと両親は宣告されている。


  • 能力
魔力量が異常。だが魔術式の方で消費しているため魔術は使えない。
頭の回転が速い。
運動神経は悪くないものの体力がない。かろうじて簡単な護身術が使えるくらい。

  • 性格・思考
根はお人好しで優しい。頭の回転が速く、先のことを無意識に読んでたり会話や事象に含まれる意味を明確に察する。
それが会話の端々に出て、なんか得体の知れない不敵さを醸し出している。
自分に厳しいし、他人にも厳しめ。

現在の境遇に不満があるが、それをぶつける所がない。
兄弟が自由に元気いっぱい思う道を進んでいることに嫉妬や羨望を感じているが、決して表には出さない。
それは八つ当たりで、そんな見苦しいまねはしたくないしそんなことを思っていると悟られたくない。
知ってしまえば誰も悪くないのに家族は苦しむだろうと。
そして、そんな風に考えている自分が嫌になる。
それら全てを胸の中に押し込んでなんでもないかのごとく振る舞う。


  • 最終更新:2016-03-31 00:03:54

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